事業への思い

本事業を始めた背景につきまして、ぜひお時間あればご一読ください。

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トイサブ!プラスをローンチするにあたって代表からのメッセージ

はじめまして、トラーナの代表を務めております志田です。私は4児の父で小学1年生の長男を持つ親です。今年で35歳になります。すでにトイサブ!というサービスを始めており、3年たった今子供が大きくなり、改めて子供に与えたいことを考えてトイサブ!プラスを始めるに至りました。トイサブ!をはじめた経緯はここからご覧いただけます。(2015年の創業時からメッセージを編集していません)

ここではサービスにかける思いを述べます。どういったPO(Product Owner)がこの事業を牽引しているのか、少しでも知っていただければ嬉しい限りです。

事業の背景1:生活科という新たな授業スタイル-小学校1-2年生で消えた理科138時間とトップ層が引っ張る日本の理科学力

4-8歳は小学校3年生未満を指します。小学校3年生は、今の学習指導要領に基づくと「理科」と「社会」が「生活」という授業から分離する年齢です。ご存知でしたか?今の小学校2年生までは、理科という授業はありません。生活という体験型学習の中に理科も社会も入っているのです。この変化は1992年に施行されたので、平成年代の方には馴染みのある教科だと思います。ここで私が注目しているのは、机上の学習の先にある実体験から学習の根源を作り出そうという教育の方向転換です。これにより、理科は小学校1-2年生で138時間消えることになりました。この結果はどうだったのでしょうか。TIMSS2015の結果から見てみたいと思います。これによれば日本の理科スキルは概ね上位にあることがわかります。常に近くにいるのは、シンガポール、韓国、台湾、香港、と東アジアの国が多いです。生活科への変更は、学力の維持向上の観点では成功のように見えます。しかしながら、その成績結果の背景に気になる点があります。

概要結果はこちらです。これによると小学生では理科が好きと思っている子どもたちが中学生になると好きではなくなってしまう傾向が他の国よりも高いことがわかります。また習熟度別グラフではトップ層が平均点の底上げをしていることがわかります。課題はここにあるのではと考えます。ものすごく理科が出来て好きな子供とそうではない子供の溝が深まっているのではと思うのです。

事業の背景2:プログラミング必修と理科嫌いの関連性

日本はプログラミング教育を必修としていきます。プログラミングは理科か?という質問には、必ずしもそうではないといえますが、プログラミングの結果何をするかに理科は大きなウェイトを占めると思っています。プログラミングして、ロボットを動かす、分析する、効率化を図るというプログラミングのもたらす果実は、理工学と紐付く内容が多いと考えます。プログラミングは労働人口減少の時代に現れた効率化の手段です。理科はTIMSS2015の結果では一部の優秀層により底上げがされています。一般層の底上げは生活科への変化により実現されたのでしょうか。仮に一般層は底上げがされていないとしたら、その中で行われるプログラミング必修科目化はどのような効果をもたらすでしょうか。

理科を中学生で好きではなくなる子供たちがプログラミングを学び将来に活かせるのか。
プログラミングの先にやりたいことの原体験が子供にあるか。
これがトイサブ!プラスの原点にある思いです。

時代背景から、私の実証する仮説

    1:4-8歳の、理科を始める前の子供達が、理科の原体験に多く触れる
    2:その結果、学びと原体験のつながりが生まれ、理科を継続的に好きになる
    3:プログラミング必修と理科体験の増加が生産性を向上させる

3がこのビジネスの成果です。「昔トイサブ!プラスというサービスがあってそこから理工系に興味を持った」という人を多く輩出出来るサービスにしたいです。トイサブ!プラスは、理工系に関心がある子供を増やします。プログラミングのためのサービスではありません。総プログラミング世代が始まる前に、その原体験を作り出すサービスです。私は過去にあった「学研」の付録と図鑑の影響で、化学と電気、無線が好きでした。2010年に休刊となってしまった学研ですが、あの原体験を現代のビジネスモデルに塗り替えたのがトイサブ!プラスだと自分の中で解釈しています。

ビジネスとしての挑戦

ビジネスとしては厳しさと大きなやりがいが併存するモデルであると考えています。販売だけでは差別化が図れない現代ではお客様と密接にビジネスをしていかなければなりません。その手段はサブスクリプション・レンタルであることを0-3歳向けのトイサブ!で十分に学びました。しかしながらサブスクリプション・レンタルは先行投資が必要で、かつ回収までにある程度の時間を要し、また利用者の方がマーケット・キャップに至るまで投資し続けなければならない、PLよりもBSを強く意識するビジネスモデルです。サブスクリプションがBS勝負をする中で、他にPLを改善するキャッシュポイントがなければ投資を続ける資金は尽きてしまいます。これは法人様向けの提携の中で見出していきたいと考えています。また足場となる国内で年齢*性別*製品フィードバック情報を蓄積し、それを元に東アジアで同じモデルを展開することで大きな市場を狙います。

事業を推進するパートナーを募集しています

トイサブ!には複数のパートナー企業がいます。トイサブ!プラスにも事業を推進するパートナーが必要です。もしご一緒出来ることがありましたらぜひお話をお聞かせください。ファイナンスが重要なビジネスモデルですので、その領域でご一緒できる企業様、個人様とはぜひお話したいです。私どもは小さな資本の小さな会社ですが、大きな思いと市場を狙っています。事業ステージは事業創出期であるため大きな投資は出来ませんことを予めご承知置きください。目標は2024年、トイサブ!とトイサブ!プラスで、東アジア全体で10万ユーザーにお使い頂くサービスを作ることです。

サービスを多くのお客様にお使いいただき、より子供が理工系が好きになり、社会の生産性向上という成果をもたらせるよう、ローンチ日から邁進していきます。

志田典道